もしもあのような過酷な労働環境でなかったら、せめても退職願いがすぐに受け入れられていたなら、めぐりくる春の風光の中に今年も立てていたはずなのに、とやはり思わずにはいられません。 人間を「労働力」や「商品」や「人的資源」のように見なし、利益と効率のために使い捨てにする構造に対して、多くの人が反対の声をあげてゆくことを願います。 そのような声と声がつながってゆくひとつの確かな結び目として、勇士さんの母のり子さんの源深い訴えとホームページがあるのだと思います。