『反対尋問』




G 無断欠勤・退職の意志
 

勇士君は、2月26日に無断欠勤を初めてしましたね。
  はい。


そのときに、あなたとして何か対応を取りましたか。
  私の部下と言いますか、リーダーが、勇士君のアパートにまず電話をしました。


電話してどうだったんですか。
  呼出しはしてるんですが、だれも出ませんでした。


3月の3、4、5日も無断欠勤してるんですけれども、このときあなたはどういう対応取ったんですか。
  そのときも、電話をかけてると思います。


あなたがかけたわけじゃない。
  はい。


部下にかけさせたわけですね。
  ソフトのリーダーのほうにかけてもらいました。


勇士君が退職したいと思っていることは、どのような経緯であなたは知ったんですか。
  私が直接聞いたのは、その後、国家試験を受けたいということがあるんで、要は退職をしたいとネクスターから申出があったということを、総務の担当者と、私の上司であるマネージャーから聞いたことがあります。


担当者というのはMさんですか。
  Mさんです。


勇士君の退職の希望を聞いて、あなたはどのような対応を取りましたか。
  当然休みがちでして、そのときはですね。それと、国家試験を受けたいというのがやっぱり重なり合って、私の上司であるSマネージャーとお話をして、4月末か15日で終了しましょう、ということをマネージャーとお話ししました。


それはネクスターには伝えたんですか。
  私はそこは分かりません。


4月15日に終わらせようというお話だったわけですね。
  4月末か15日というのは、今ちょっとあれですけれども、たしか4月15日になったと思います。


なんで4月15日だったんですか。
  それはちょっと分かりません。総務のほうが決めていますので。


作業上の必要性という点ではなかったんですか。
  ですから、その時期はもうずっと休んでましたから、もうそれは、そういうことではないと思います。
いつで辞めさせましょうという話をしたわけです。


勇士君が無断欠勤をしているんであれば、だれか会社の人が電話で連絡しても、出なかったわけでしょう。
  はい。


訪問させたりはしなかったんですか。
  私は、欠勤してるときに、総務のほうに伝えました。それで、Mさんからも連絡を当然して、自宅に行くということは、そのときは対応しませんでした。


なんでですか。
  それは・・・なんでというのは。


特に深く考えなかった。
  総務に報告して、Mさんがネクスターに連絡するということで、そういうふうに、要するにそっちのほうの対応でやってくれるというふうに私は解釈してたんですけれども。


でも、あなたの部下なわけでしょう。
  はい。Mさんのほうで、総務のほうで対応、ネクスターに連絡するから、取り合えずそれは私のほうでやります、ということを聞いてました。


あなた自身が動こうとは思わなかったんですね。
  そのときはMさんに報告する義務ということで、総務に報告するという義務、私としては持ってます。




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