なにをいまさら言っているのかとあきれています。
6月18日の証人尋問の一人目の第一発見者とされている大和製罐社員(C氏)の証人尋問の一部は次のようでした。
・原告側の弁護士の尋問を目をつむって聞いていて、答えるときは、正面ではなく下向きで答えていました。
・倒れている被災者(修平)を見つけた時、被災者(修平)は、目は半開きで、もごもご言っているようだった。「おーい」と呼びかけたが反応は無かった。一人で被災者(修平)を1.5メートルほど引きずり出した。
(このような状況では安静にして動かさないのが普通です。)
・工場の中で人が倒れていた時の救護の方法は、会社から教育を受けたことは無いのか?という問いに対しては「覚えていません」という答えでした。この証人の答えの中に、「覚えていません」とか「記憶にありません」という言葉が多く使われていました。
この第一発見者とされる社員には、提訴する前に3回ほど話を聞きましたが納得のいく説明は聞くことができませんでした。今回の尋問を聞いても同じようでした。「本当のことは隠されている。」という思いを強くしました。
二人目の証人で工場の当時の総務課長(D氏)からは次のような証言がありました。
・(修平は高さ90センチで、足の踏み面40センチ四方の台の上で検蓋作業をしていました。)この元の総務課長からは「この台は工場の中の、高いところのものを取ったりしていたものだった」という証言がありました。
「高いところのものを取ったりするために使っていた」となると、この台は「踏み台」に使っていたものだということになります。「踏み台」に使用していたものを長時間の検蓋作業に使っていたことになります。
また、テクノアシスト相模では、労基署への報告では、この踏み台を「脚立」と記載しています。裁判になってからは、この脚立を作業台と言い換えていますが、足の踏み面や形状からすると、とても作業台といえるものではなくて、まさに「脚立」か「踏み台」です。短時間の作業のための「脚立」や「踏み台」を長時間の検蓋作業に使用していたわけです。
このような被告たちを許すわけにはいきません。今後の裁判について、ご支援とご協力をお願いいたします。
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