『反対尋問』




B−2 昼夜交替勤務制(2)
 

納期を守るために交替制を導入したというお話ですけれども、それでしたら、人を増やせばいいんじゃないですか、わざわざ夜勤を導入して縮めるよりも。
どうして人を増やさないんだというふうに思いますか。
  実際、夜勤をやるということは、人を増やすんですよ、夜と昼に働きますから。
ですから、ステッパーの工程を短くするというのは、ステッパーの検査というのは1台に1人ですから、昼勤だけだったら人数が少ないんですよ、夜勤のほうが多いんです。
二交替3班制ですから。一つのグループに3人必要なわけです。


それはステッパーが1台だから、昼夜二交替勤務を実現して納期を早めようと、そういうことなんですか。
  いや、ステッパーの稼働を早くしようということです。


稼働率を上げるということですか。
  はい。


稼働率を上げるために、二交替を導入しているという面があるということですか。
  したということです。


夜勤の退勤時間というのは基本的には何時ですか。
  規定内時間は朝の7時半です。


じゃ、この3日間というのは、夜勤が終わった後も残業しているということですか。
  はい、そういうことになります。


これは3日間連続して、夜勤時に残業させていますよね。
  はい、残業してることになります。


これは珍しいことなんですか。
  基本的には珍しいことというのは、それは合ってるというふうに思います。
基本的には7時半に終わることで、そのときは何かトラブルが発生したということになると思います。


3日間連続して夜勤後に残業しているということであれば、結構疲れがたまってたりするもんじゃないですか。
  基本的に残業になるんですが、それが7時半からですから、そんなに苦痛を来すような残業をしてるとは、自分は認識してないんですけど。


あなたはこの残業が苦痛を来しているというふうには思わないと。
  まあ、思わないです。


引継ぎというのはしなくちゃいけないということは分かりますが、引継ぎというのは一緒に作業をしなくちゃできないものなんですか。
  それは先ほど説明したとおり、通常はメール等で済みます。


このときは、なぜ、残って一緒にやったんでしょうか。
  一般的に検査項目でNGが出て、本当はその日に終わる項目がその7時半までに終わってなかったために、多分調整とか、一緒に調整に入ったと思います。その間待ってたり。待って最終的な検査データを採るために。
トラブルというのはそういう意味です。


途中で帰ったら、できないんですか。
  その日の段取りが決まっていますんで、それは夜勤のときですので、その日の検査項目がどこまでやるか大体決まってますから、それが本人がそこまで責任持ってやってくれたということになります。


要するに、段取りを守ろうという責任感があると、残ることがあると。
  そうですね、彼は責任感が非常にありますんで、その辺が責任を最後まで果たして帰宅したという意味です。




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