『反対尋問』




F−2 15日連続勤務とARXBソフト検査(2)
 

何で15日間連続勤務しなくちゃいけなかったんですか、上段君は。
  実際に上段さんが実習という形で、データ取りのほうは一般検査のほうでやっていましたので、データ取りは非常に良くできます。ソフト検査といえども、データ取りの部分があります、最後に。
その部分を上段さんに担当してもらうことにしました。その前に設計とか技術、そのやり取りを、問題をつぶしていこうというところの業務は、そこに今、名前がありましたTとかIに担当してもらってる。


ほかの人は手伝ってあげるとか、考えなかったんですか。
  手伝うっていうのは。


15日間連続勤務するんであれば。例えば彼は一人でやったわけですよね。
  一人というのは、当然同じフロアにはいますけど。


例えばHさんなり、Tさんなり、Iさんが助けてあげれば、15日間連続して勤務する必要はなかったんじゃないですか。
  ソフト検査というのは、その号機だけやってるわけじゃなくて、ほかの負荷もあって、そこにいるほかのメンバーも、ほかの号機に入っていただきます。


助けるというのは、15日間連続して働くようなことをせずに、1日くらい休ませてあげて、その1日をほかの人が働いてあげると、そういうことはなぜしなかったんですか。
  実際に日程が組まれてて、日程が組まれてといいますか、ソフト検査もやり取りがいろいろあったと思います。上段さんも自分の責任がある方ですから、作業をやって、休みも出てやったというふうに認識しております。


(甲第10号証の16、17)を示す
15日間連続して勤務したときの勤務表なんですが、15日間連続勤務しているので、ほぼ2週間ということで、前と後ろに分けると、1月25日から1月31日までの間に勤務時間を計算すると、全部で77時間45分あるんですね。
次の2月1日から2月7日までの勤務時間を計算すると、78時間45分となっているんですけれども、法定労働時間は1週間で40時間というふうにされているんですが、この労働時間を見ると、勇士君はその2倍働いているんですけれども、健康管理として妥当だったというふうに思いますか。
  時間が多いということは、何らかの疲れも当然ありますと思います。
ですから先ほども言ったとおり、我々としては、そういうことを把握してますので、健康管理に十分配慮するというところを、検査員の表情を見たりして配慮してるということになります。


配慮するといっても、具体的には顔色を見るとか、そういうことだけですよね。
  時間的に非常に時間外が増えてる場合とか、その辺は、それよりやってる方というのは過去にいまして、やっぱりそれは人を替えたり、そういうことは私ども、やっております。


15日間の間に、1日くらい休みを与えてあげたって、よかったんじゃないですか。
  日程の都合上、それはできなかったところもあります。


他のメンバーも勇士君のように忙しかったんですか。
  はい、忙しかったと思います。


(13年10月9日付け被告株式会社ニコン第6準備書面添付の別紙1)を示す
ARXBの検査期間表、1月24日から2月7日の間に、Hさんは5日間、Tさんは8日間、Iさんは5日間、Oさんは5日間も休みを取ってるんですよ。
勇士君だけが15日間の間、1日も休みを取らずに働いてたんですよ。
  この日付で比較してるから、そういうふうになると思います。
実際はH、I、Oは、これ同等以上の、その期間をずれれば、当然やってるときもあります。


でも、15日間の間に1日くらい勇士君に休みを与えるために、彼らの休みが一杯あるんだから、1日くらいサポートさせてあげてもよかったんじゃないですか。
  そういうふうに思うこともあります。




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