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(甲第18号証の1)を示す
これは何でしょうか。 |
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NSR−S101Aという型式のステッパーの検査マニュアルです。 |
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(甲第18号証の2)を示す
これは何でしょうか。 |
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これはレンズの精度なんですが、解像力の検査マニュアルです。 |
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上段勇士さんは、仕事にこのマニュアルを使っていたんでしょうか。 |
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実際にこのマニュアルを使っていたことはないと思います。 |
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それはどうしてですか。 |
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この型式は上段勇士さんが入社する、入社というか、ニコンで仕事に就く前の機種ですので、実際に検査したのは勇士さんがニコンに入られる前の機種ですので、このマニュアルは使ってませんけども、当時のほかの機種に応用ができますんで、教育用として配られていたというふうに思います。 |
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上段勇士さんが1999年2月21日にどのような検査をしたかというのは、どうやって分かるんですか。 |
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2ページ以降をめくっていただいて、真ん中辺に検査をした日付が手書きで書いてあると思います。
そこの2月21日のところが上段さんが検査をしたところでございます。 |
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ところで、一般検査のほかにソフト検査というものがあるようなんですけれども、ソフト検査というのはどのような検査なんですか。 |
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ソフト検査というのは、ステッパーにはいろいろ多彩な機能がありまして、その多彩な機能を動かすために、ソフトの設計者が実際にソフトを設計開発していきます。その設計開発していくソフトを、開発段階の一工程としてソフト検査をやっていくことがソフト検査だと思います。 |
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ソフト検査の場合は、一般検査と異なるスキルが要求されるんでしょうか。 |
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ソフト検査の場合は、先ほど言ったとおり開発段階にある、設計者と一体になってやっていかなきゃいけないところがありますんで、設計技術との連絡が必要になります。それはどういうことかと言いますと、ステッパーを実際にソフト検査してて、そのステッパーでいろんな機能を検査した結果の詳細を設計者や技術者に伝えなければいけないということがあるんで、ステッパーの知識が一般検査の検査員よりも必要になるということになります。 |
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勇士さんはソフト検査の実習に参加したことがあると、こういうことですか。 |
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はい、そうです。 |
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そうなりますと、勇士さんはスキルが高かったということになるんでしょうか。 |
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ええ。本人も、ソフト、検査ということで希望してましたんで、非常にスキルの高い検査員だったと思います。 |
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勇士さんがソフト検査の実習に参加していたのは、大体の記憶でいつからいつだと記憶でしょうか。 |
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平成11年1月から2月だったと思います。 |
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ソフト検査は、通常は何人で行うものなんですか。 |
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通常は一人です。 |
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勇士さんの場合はどうでしたでしょうか。 |
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勇士さんは実習という段階でしたので、基本的には、先生といいますか、指導員と二人でやってました。 |
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資料を見ると、場合によっては勇士さんが一人しかいないような場合も見受けられるんですけれども、これはどうしてなんですか。 |
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これは一人でやっているように見えますが、実際はクリーンルームの同じフロアにベテラン検査員が必ずいて、要するに、上段さんの指導をしてくれる検査員がいます。
ですから、何か上段さんに分からないことがあったりした場合は、必ずそこに聞くような体制をとっていました。 |
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熊谷製作所のほうで勇士さんにソフト検査の実習に参加してもらったというのは、どうしてなんですか。 |
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やっぱり、ソフト検査とかをやることによって、ベテラン検査員のノウハウとか技術者や設計者のノウハウ、その辺の技量を学んでもらうために実習をやってもらいました。 |
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勇士さんはいやいやソフト検査の実習に参加していたんでしょうか。 |
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いや、そんなことはございません。勇士さんは技術とか設計の者と非常によく連絡を取りあって真剣にやってたというふうに私は受け取ってます。 |
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ソフト検査を行うに当たっては、交替勤務シフトのまま行うことになりますか。 |
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勤務自体は変わりませんけども、夜勤はすべて昼勤に戻します。 |
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